「健康経営に興味はあるけれど、何から始めたらいいか分からない。」
そんな相談をいただくことがよくあります。
健康経営という言葉を聞くと
大きな制度を作らないといけない。
立派な計画書を書かなければならない。
健康経営戦略マップを作成しないと始められない。そのように感じてしまう企業も少なくありません。
ですが、実際にはそこまで難しく考える必要はありません。健康経営は、
社員が安心して長く働ける会社をつくるための取り組み
です。特別なことを始めるというより、今まで行ってきた経営活動を少し整理し、社員の健康という視点を加えていくイメージです。今回は、健康経営を始める際の考え方や、成果につなげるポイントについてお伝えします。
健康経営は意外と普段から取り組んでいる
「健康経営はまだ何もしていません。」
そうおっしゃる企業でも、お話を聞くと既に取り組まれていることが多くあります。
健康診断を毎年受けてもらっている。
有給休暇を取得しやすい雰囲気づくりをしている。
夏場はスポーツドリンクや空調設備を準備している。
社員との面談を定期的に行っている。
こうした取り組みも、健康経営の一つです。つまり、ゼロから始める会社はほとんどありません。
今行っていることを整理し、「社員の健康につながっているか」という視点で見直すことが第一歩になります。

最初から成果を求めすぎなくていい
健康経営で難しいのは、「何をすれば効果があるのか分からない。」という点です。
どのような指標を見ればいいのか。
社員はどんな反応をするのか。
会社がどう変わるのか。
始める前はイメージしにくいのが普通です。だからこそ、最初から完璧を目指す必要はありません。
まずは一つ取り組んでみる。社員の反応を見る。改善する。また次の施策を試してみる。
この繰り返しで十分です。健康経営は一度で完成するものではなく、少しずつ育てていくものだと考えています。
健康経営戦略マップは後からでも大丈夫
健康経営のご相談では、「健康経営戦略マップは作った方がいいですか?」という質問をいただくことがあります。
もちろん、戦略マップは健康経営を整理するうえで非常に有効なツールです。
会社の課題、取り組み、目標、成果。これらを見える化できるため、中長期的には作成をおすすめしています。
しかし、最初から戦略マップを完成させることを目標にする必要はありません。社員のことを知らないまま立派な資料を作っても、現場には浸透しにくいからです。まずは社員とのコミュニケーションを増やし、
「何に困っているのか。」「どんな職場にしたいのか。」を知ることの方が大切です。
その積み重ねが、後から戦略マップにも反映されていきます。
まずはランチミーティングからでも十分
健康経営というと、大きなイベントを想像されることがあります。ですが、最初はもっと気軽で構いません。
社員と一緒に昼食を食べながら話をする。「最近困っていることはありますか?」と聞いてみる。
職場で改善したいことを自由に話してもらう。
そんなランチミーティングでも立派な健康経営です。社員の声を聞く機会が増えれば、会社が本当に改善すべき課題も自然と見えてきます。健康経営は制度から始めるのではなく、人との対話から始める方が成功しやすいと私たちは考えています。
少しずつ続ける会社ほど成果が出やすい
健康経営で成果が出ている会社には、ある共通点があります。それは、
一度に大きく変えようとしていないことです。健康経営は、短距離走ではありません。
社員の健康意識
職場の雰囲気
コミュニケーション
働き方
こうしたものは、一日で変わるものではありません。だからこそ、小さな取り組みを継続している会社ほど、大きな成果につながっています。
社員の健康診断結果を見るようになった
ストレッチを始めた
面談を少し増やした
管理職が声を掛けるようになった
このような積み重ねが、数年後には離職率や生産性、職場の雰囲気へ大きな違いとなって表れてきます。
健康経営を成功させる会社が最初にやる3つのこと
https://kenko-stretch.com/health-management-first-step/

成果は数字だけではありません
健康経営というと、
欠勤率
離職率
医療費
健康診断結果
このような数値ばかりに目が向きがちです。もちろん、これらも重要な指標です。
しかし、健康経営の成果は数字だけではありません。
社員同士の会話が増えた
笑顔が増えた
相談しやすくなった
職場の雰囲気が明るくなった
こうした変化も立派な成果です。数字だけを追いかけてしまうと、
「まだ成果が出ていない」と感じてしまうことがあります。
ですが、現場では少しずつ変化が起きています。
その小さな変化を積み重ねることが、最終的に数値の改善にもつながっていきます。
完璧な会社はありません
健康経営に取り組む企業を見ていると、「まだここができていない。」「もっとやらないと。」
と感じてしまう担当者の方も多くいらっしゃいます。ですが、最初から全てできている会社はありません。
社員数が多くなれば、新しい課題も出てきます。働き方が変われば、健康課題も変わります。
だから健康経営には、完成形がありません。
毎年少しずつ改善していく。その積み重ねこそが健康経営です。焦らず、一歩ずつ前へ進めば十分です。

私たちがお手伝いしていること
企業ストレッチでは、「健康経営を始めたいけれど、何からすればいいか分からない。」
という段階からご相談いただくことが多くあります。
その際にお伝えしているのは、立派な資料を作ることではありません。
まずは社員と話してみましょう
健康診断結果を見返してみましょう
一緒にストレッチをしてみましょう
そんな小さな一歩です。必要に応じて、
健康経営優良法人認定
健康課題の整理
健康セミナー
職場ストレッチ
健康施策の運営
まで伴走しています。健康経営は、企業ごとに正解が違います。
だからこそ、その会社に合った進め方を一緒に考えることを大切にしています。
当社の健康経営優良法人認定サポートはこちら
https://kenko-stretch.com/kenko-keiei-nintei-support/
まとめ
健康経営は、難しく考えすぎなくても大丈夫です。実は普段の経営活動の中にも、
健康経営につながる取り組みはたくさんあります。
最初から健康経営戦略マップを完成させたり、すべての認定要件を満たそうとしたりする必要はありません。
まずは社員と話す時間をつくる。ランチミーティングを開いてみる。健康診断結果を見返してみる。
そんな小さな行動から始めることで十分です。社員の反応を見ながら改善を重ねていけば、
健康経営は自然と会社へ根付いていきます。
自社がこれからも長く、安心・安全に働ける会社であり続けるために。
完璧を目指すのではなく、できることを一つずつ積み重ねていくことが、健康経営成功への一番の近道です。
参考リンク
- 経済産業省|健康経営について
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenko_keiei.html - ACTION!健康経営|健康経営とは
https://kenko-keiei.jp/
企業ストレッチとは
大阪府松原市を拠点にする企業ストレッチは、
「健康」を「組織の活力」につなげる、企業向けの健康経営をサポートする会社です。
ヘルスケア研修・体操教室・コンディショニングサポートなどの運動プログラムから、
健康経営優良法人の認定サポートまで、導入から定着・内製化までしっかり伴走。
「健康にイキイキと働ける職場づくり」をお手伝いします。