毎日、仕事や家事、育児に追われていると、「睡眠時間を削ればもっと時間が作れる」と考えてしまうことはありませんか。
しかし実際には、睡眠時間を削ることで集中力や判断力が低下し、仕事のミスや体調不良につながることが分かっています。
厚生労働省が公表している「健康づくりのための睡眠ガイド2023」でも、睡眠は健康維持だけでなく、仕事のパフォーマンスや生活の質にも大きく影響するとされています。
忙しい毎日だからこそ、睡眠を後回しにするのではなく、「効率よく生活するための時間」と考えることが大切です。今回は、仕事も家庭も頑張る人に知ってほしい、今日からできる睡眠習慣をご紹介します。
睡眠不足は仕事の効率を下げてしまう
「あと1時間頑張ろう。」
「夜更かしして仕事を終わらせよう。」
そんな経験がある方も多いと思います。しかし睡眠不足になると、脳は十分に働くことができません。
集中力が続かず、判断力も低下し、小さなミスが増えやすくなります。例えば、
メールの送り先を間違えたり、書類の入力ミスをしたり、運転中の注意力が低下したりと、普段なら起こらないようなミスが増えてしまいます。
また、製造業では機械操作や重量物の取り扱い、介護現場では利用者への対応、IT企業ではプログラムのミスなど、睡眠不足が重大な事故やトラブルにつながる可能性もあります。
「睡眠時間を削って仕事をする」のではなく、「しっかり寝て効率良く働く」ことが、結果として生産性の向上につながります。
毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる
睡眠で最も大切なことの一つが、生活リズムを整えることです。休日だからといって昼まで寝てしまうと、体内時計が乱れ、月曜日の朝がつらく感じやすくなります。理想は、休日も平日との差を1〜2時間以内に抑えることです。
毎日ほぼ同じ時間に寝て、同じ時間に起きることで体内時計が整い、自然と眠気が訪れやすくなります。
睡眠時間だけでなく、「寝る時間を決める」ことも、質の良い睡眠につながります。
朝起きたら朝日を浴びよう
朝起きたら、まずカーテンを開けて朝日を浴びましょう。
朝の光は体内時計をリセットし、「今日が始まった」というスイッチを入れてくれます。
体内時計が整うことで、約14〜16時間後には自然と眠気が訪れやすくなります。
私はこれが結構気分も変わるので、おすすめです!
休日でも朝日を浴びる習慣を続けることで、生活リズムが崩れにくくなります。
もし天気が悪くても、カーテンを開けて自然光を浴びるだけでも効果が期待できます。
さらに、朝に軽く散歩をしたり、通勤時に少し遠回りをしたりすると、睡眠だけでなく運動不足の解消にもつながります。

日中に身体を動かすことも睡眠の質を高める
睡眠は夜だけで決まるものではありません。日中の過ごし方も大きく関係しています。
デスクワークが多い方は、一日中座りっぱなしになってしまうことがあります。
身体をほとんど動かさない日は、夜になっても眠りにつきにくくなることがあります。
ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を取り入れることで、睡眠の質が高まりやすくなります。
激しい運動である必要はありません。通勤時に一駅分歩く、昼休みに10分歩く、仕事終わりにストレッチをするなど、続けられる習慣を見つけることが大切です。
寝る前はスマートフォンとの付き合い方を見直そう
スマートフォンは便利ですが、寝る直前まで使用すると睡眠に影響を与えることがあります。画面から出る光は脳を刺激し、「まだ昼間だ」と勘違いさせてしまいます。その結果、眠気を感じにくくなり、寝付きが悪くなることがあります。
寝る30分〜1時間前にはスマートフォンを見る時間を減らし、
読書やストレッチ、音楽を聴くなど、リラックスできる時間に変えてみましょう。
それだけでも睡眠の質は変わってきます。
カフェインやお酒との付き合い方も大切
仕事中の眠気対策としてコーヒーを飲む方も多いでしょう。カフェインには眠気を覚ます効果がありますが、その作用は数時間続くため、夕方以降に摂取すると夜の睡眠に影響することがあります。
個人差はありますが、コーヒーやエナジードリンクは夕方以降を控えると、寝つきが良くなる場合があります。
また、「お酒を飲むとよく眠れる」という声もありますが、実際にはアルコールは眠りを浅くし、途中で目が覚めやすくなることが知られています。
寝酒は睡眠の質を下げる原因になるため、できるだけ避けたい習慣です。
寝室環境を整えるだけでも睡眠は変わる
睡眠の質は、寝室の環境にも左右されます。例えば、部屋が暑すぎたり寒すぎたりすると、眠りが浅くなりやすくなります。また、照明が明るすぎると脳が活動モードのままになり、寝つきが悪くなることもあります。
寝室は、
・少し暗めの照明
・静かな環境
・季節に応じた快適な室温
・自分に合った寝具
を意識してみましょう。
夏はエアコンを適切に活用し、冬は寝具で保温するなど、一年を通して快適な環境を整えることが、質の良い睡眠につながります。

「長く寝る」より「ぐっすり眠れた」が大切
睡眠というと、「8時間寝なければいけない」と思われがちですが、実は必要な睡眠時間には個人差があります。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」でも、大切なのは時間だけではなく、朝起きたときに休養感があるかとされています。
例えば7時間睡眠でもスッキリ起きられる人もいれば、8時間以上必要な人もいます。
「〇時間寝ること」にこだわりすぎるよりも、
・朝スッキリ起きられる
・日中に強い眠気がない
・集中して仕事ができる
といった状態を目安に、自分に合った睡眠時間を見つけていきましょう。
睡眠は仕事にも家庭にも良い影響を与える
睡眠は「休む時間」ではなく、「明日の自分への投資」です。
しっかり眠ることで、
仕事では集中力や判断力が高まり、ミスの予防や生産性向上につながります。
家庭では心に余裕が生まれ、家族との会話や子どもとの時間をより楽しめるようになるでしょう。
また、十分な睡眠は免疫力の維持や生活習慣病の予防、ストレスの軽減にも役立つとされています。
忙しい毎日だからこそ、睡眠を削るのではなく、質を高める工夫をすることが大切です。
今日から始めたい睡眠習慣
睡眠を改善しようと思っても、一度にすべてを変える必要はありません。
例えば、
「毎日同じ時間に寝るようにする。」
「朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴びる。」
「寝る30分前はスマートフォンを置く。」
このように、一つの習慣から始めるだけでも、睡眠の質は少しずつ変わっていきます。
川端は、まずは寝る前にスマホを触らない事をオススメ致します!
生活習慣は短期間で大きく変えるものではなく、続けられることを積み重ねることが成功への近道です。

まとめ
仕事や家庭が忙しいと、つい睡眠時間を削ってしまいがちです。
しかし、睡眠不足は集中力や判断力の低下を招き、仕事のミスや生産性の低下だけでなく、生活習慣病やメンタルヘルスにも影響を与える可能性があります。
だからこそ、
毎日同じ時間に寝ること、朝日を浴びること、日中に適度に身体を動かすこと、寝る前のスマートフォンやカフェインとの付き合い方を見直すことなど、小さな習慣の積み重ねが大切です。
睡眠は、仕事のためにも、家族との時間のためにも、そして健康な毎日を送るためにも欠かせないものです。
「睡眠時間を削って頑張る」のではなく、「良い睡眠で毎日をもっと充実させる」。
ぜひ今日から、自分が続けられる睡眠習慣を一つ見つけてみてください。
参考リンク
厚生労働省
健康づくりのための睡眠ガイド2023
https://www.mhlw.go.jp/content/001288006.pdf
厚生労働省
健康づくりのための睡眠ガイド 特設ページhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/suimin/index.html
企業ストレッチとは
大阪府松原市を拠点にする企業ストレッチは、
「健康」を「組織の活力」につなげる、企業向けの健康経営をサポートする会社です。
ヘルスケア研修・体操教室・コンディショニングサポートなどの運動プログラムから、
健康経営優良法人の認定サポートまで、導入から定着・内製化までしっかり伴走。
「健康にイキイキと働ける職場づくり」をお手伝いします。